社会貢献活動

大圃医師の話を熱心に聴く生徒たち。

内視鏡治療技術の高校生向け特別授業に協力

2014年9月9日

特別授業で内視鏡についてプレゼンテーション

「一人の医師が救える患者様には限りがある。しかし、医師を志す若者が一人でも増えれば、もっと多くの患者様を救うことができる」

内視鏡医・大圃 研氏のそんな言葉に、大きくうなずく高校生たち。その表情には、初めて本物の内視鏡システムを目の当たりにした興奮が残っていました。

ここは東京都立多摩科学技術高等学校(東京都小金井市)。2014年7月に行われた、内視鏡治療の最前線を学ぶ特別授業での一コマです。この日は、高校生たちにとって大きなモチベーションを得ることのできた、貴重な一日となったようです。

内視鏡治療の第一人者が直接語りかける
特別授業の様子

特別授業の様子

HOYAグループでは、PENTAXライフケア事業部が内視鏡医師と協力し、高校生に向けて最新の内視鏡治療技術の実演プログラムを行っています。対象となった東京都立多摩科学技術高等学校は、文部科学省認定のスーパーサイエンスハイスクール。ここで、2年生を対象に「内視鏡治療の最前線を、知る、見る、触る!」と題した特別授業が行われました。

講師役のNTT東日本関東病院・内視鏡部長の大圃氏は内視鏡治療の第一人者。ESD(Endoscopic Submucosal Dissection:内視鏡的粘膜下層剥離術)の権威であり、中国、ロシア等の新興国へも、その手技を普及させるため、指導に赴かれています。

特別授業では、この大圃氏の「内視鏡医への道のり」という講演に続いて、体験セッションが設けられました。参加した約20名の高校生たちは、初めて手にする本物の内視鏡システムに興味津々です。

"医療に携わりたい"との思いを強くした高校生たち
実演に興味津々。

実演に興味津々。

特別授業では、ガンの早期治療について理解してもらうために、内視鏡を実験用の胃袋に挿入し、腫瘍に見立てた粘膜の一部を切除するコーナーや、人体模型に内視鏡を挿入し、内視鏡を操作しながら迷路のような体内を進むといったコーナーが設置されました。

テレビドラマで内視鏡が使われるシーンは目にしていても、本物は見るのも触るのも初めてという生徒がほとんど。実際に自分が体験する際は、初めはおそるおそるだったものの、コツをつかむや上手に内視鏡を操作する生徒も少なくありませんでした。

その様子を見ながら大圃氏は「将来、この道に進む方が増えれば、という思いでこうした取り組みを思いつきました」と説明。

それに応えて生徒からは「チーム医療の一員を務められるよう、頑張りたい」「将来、医療の現場で働きたいという意志が、今日、固まりました」といった声が上がりました。また「内視鏡がこんなに進化しているとは思わなかった」「内視鏡には、日本が誇りにする技術がつまっている」と、内視鏡に対する理解も深まったようでした。

HOYAでは、今後もこうした取り組みを通じて内視鏡及び内視鏡治療に対する啓発に努めていきたいと考えています。

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